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名曲「荒城の月」歌詞は?・・何処の城が本当なのか?・・ミステリー [音楽散歩道]

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土井晩翠作詞のこの歌詞の城は果たしてどこなのか?・・

色んな説が有り、どれを信じるのか? 土井晩翠の生まれ故郷が仙台で青葉城と言う説・・
瀧廉太郎の父が大分県の竹田市の郡長を務めていて岡城と言う説も有るようだ。
有力候補は会津若松城(別名:鶴ヶ城)が「荒城の月」のモデルと言う事が分かったらしい・・
歌詞に登場する荒城のモデルは鶴ヶ城と判明している。
瀧廉太郎の有名な曲「荒城の月」は全国数か所に歌碑が存在する為、複数の説が存在したようだ。
土井晩翠は高校時代に修学旅行で会津若松城を訪れ、その城を連想して「荒城の月」を作詞した。
明治31年(1898年)に東京音楽学校の依頼により「荒城の月」を作詞したと記して有る。
曲は滝廉太郎が作曲しているが、どの荒城を曲のモデルにしたかは分かっていない様です。
では滝廉太郎はどの城をモデルに作曲したのでしょう・・?これが、ミステリー・・解明せよ!
中川信隆編楽譜
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阿部保夫編楽譜
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荒城の月(滝廉太郎作曲:土井晩翠作詞】歌詞

1・春高楼(こうろう)の花の宴(えん) 巡る盃(さかづき)影さして
千代の松が枝(え)分け出(い)でし 昔の光今いずこ


2・秋陣営の霜の色 鳴きゆく雁(かり)の数見せて
植(う)うる剣(つるぎ)に照り沿いし 昔の光今いずこ


3・今荒城の夜半(よわ)の月 変わらぬ光誰(た)がためぞ
垣に残るはただ葛(かずら) 松に歌(うと)うはただ嵐(あらし)


4・天上影は変わらねど 栄枯(えいこ)は移る世の姿
映(うつ)さんとてか今も尚 ああ荒城の夜半の月
・・・・・・
・・・・・
土井晩翠・・歌詞の意味はこうだった!・・
1・時は春。天守近くの広場では、桜の花でしょうか、花を楽しみながら宴会が催されています。
さあ、飲め飲めと盃を飲み廻しながらの大宴会が開かれています。
その盃に大木となった松の枝の影が映っています。
大木の松の枝をぬって差し込んできている月の光を浴びながらの飲めや歌えの大宴会。
昔はそのような栄華を誇っていたのであろうけれども今はその影は全く残っていない。
・・・・・・
昔は、城主は天守に、兵士は広場に居て、
ご婦人たちも一緒での大宴会が催されるほどの栄華を誇っていたでしょう。
しかし今、昔の華やかで平和な栄華はどこに行ってしまったのだろうか。


2・時は秋。秋とは言っても夜は冷え込み、霜が降りる時期なので、
月の光でピリピリとした雰囲気になっています。
その輝く月の光は、
群れをなして飛んでいく雁(かり)の数を数えられるほどに澄み切って強く輝いていた。
そんな月の光の下で、いざ出陣と言う強者たちの振り上げる刀やときの声は山々にこだまし、
その剣はまるで林のようであり、月の光はギラギラと照らし出していた。
しかし今その姿はどこにも見当たらない。
・・・・
強者たちをこんなにたくさん集めている城主は大変な権力を持っていたことでしょう。
しかし今、昔の盛者の権力はどこに行ってしまったのだろうか。


3・荒れ果てた城跡に昇る月の光は昔と変わらず輝いているけれども、
誰のために輝いているのだろう。
城跡にあるのは石垣に生い茂る葛(かずら)と、ひゅうひゅうと松を切る風の音だけだ。
・・・・
月の明りは今も昔と変わらないけれども、
昔の栄たころの面影も盛者としての権勢の姿も、今は何一つ残っていない。
月は何のために今も照っているのだろうか。


4・自然のなすことは今も昔も変わらないが、
栄えたり滅んだり、移り変わるのがこの世の習いである。
そのことを鏡のように見せようとして、今も月は輝き続けている。
荒れ果てた城を照らしている夜の月よ。
・・・・
自然の力は変わらないけれども、
人の世は移り変わるものであるということを知らせようとでもしているがごとく、
荒れ果てた城の上に今も月が輝いている。

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荒城の月・演奏と話(中川信隆編)#4弾 音次郎もこの曲を初弾き練習。 [新・ギターおさらい練習帳]

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「荒城の月」(中川信隆編)の楽譜は数年前に先生から「簡単で直ぐに弾けるから」と言われて、
この楽譜をコピーして頂いた。 今回、この「荒城の月の演奏と話」が田部井先生がYouTubeにupされた。
私も、早速以前に頂いた楽譜を探して、一発初弾きしてみました。
今回は、ただ弾いただけですので、参考にして研究するのはこれからです。・・
私のは、まだ不完全演奏ですので、只今限定公開設定にしています。・・昨日と今日2本アップしてみた。
兎も角、初めての1本、ここに載せてみますね。・・これからもうチョイ練習ですかね・・
確かに優しい楽譜に作られていて、誰でも弾ける曲です。
但し気持ちの入った「荒城の月」を演奏するのは、講師の演奏と話の指導要領は参考になると思います。
是非皆様も中川信隆編の「荒城の月」にチャレンジしてみて下さい。
私は去年?・・阿部保夫編の「荒城の月変奏曲」を独学で弾いてアップしましたが、
複雑な楽譜より簡単で易しい楽譜で美しく弾く練習をした方が,矯めになって良いと思います。
・・・・
田部井先生が易しい曲を題材にしたYouTubeの「演奏と話」動画は大変役に立ちますので、
ギター愛好者の皆様も是非参考にしてチャレンジしてみましょう。
・・・・・
今回は私の初弾きですので、今後も練習を積んで、その成果を出したいと願っています。

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アメリアの遺言(第3弾)初心に振り返り、見直し、お浚いを・・ [新・ギターおさらい練習帳]

カタルーニャの古い民謡をミゲル・リヨベートによって、
ギター向けに編曲してます。

ギタリスト:田部井辰雄先生のギターとお話で第3弾はアメリアの誓いの動画がアップされました。
私が「アメリアの誓い」のレッスンを受けたのが1996年です。
ギター教室入門2年生の初心者でした。
カタルーニ民謡の「アメリアの遺書」は1996年9月に教室発表会で演奏しました。
当時の録音した演奏がファイルに有りますので、聴いてみて下さい。
   アメリアの遺言:演奏:音次郎↓
     
この録音が当時の音源ですが、その後、家庭ビデオで動画を作りました。
        ↓2012年に録画した「アメリアの誓い」です。
         動画はギターを変えて2回演奏してます。
当時、先生の指導の下で「アメリア」を練習しました。
今回の田部井先生の「演奏とお話」を聴いて、
この「アメリアの遺書」参考になります。
・・・

 

「アメリアの遺言」の物語としては、・・
ある国のアメリア姫が夫に裏切られ、毒を盛られて命を落とすと言う、
重苦しく悲しい物語のようです。
アメリア姫の夫をたぶらかしたのは、なんとアメリア姫の継母。
継母ではなく実の母と言う説もあるようだ。
ベットに横たわる病床のアメリア姫は、すべての事実を知っていた。
「娘よ正直に話してごらん・・遺言が成立するから・・」
アメリア姫が死の間際に継母へ言い放った最後の言葉とは・・
「お母さま、私は夫を残して逝きます・・」
「あなたが、ずっとベットでしてきたことも・・」
「どんなに私の心が枯れ果ててしまったことか、・・
このカーネーションの花束のように」
もうすでに毒が体にたまり、
床に伏して息絶えて衰弱していたのでしょう・・
医者に診せたがもう手遅れ。そして死に至ったのでしょう・・
病に倒れたアメリアは偉大の王の娘、この曲のテーマ「アメリア姫」なんです。
「病の原因は何なんだ・・」と聞きただすが・・
「病の原因はお母様、貴方がご存知でしょう・・」
婿と継母が密通しており、邪魔になったアメリア姫を毒殺する物語。
最後の言葉を歌ったのが、
このカタルーニャ民謡「アメリアの遺言」と言う事です。

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初心を振り返り更に見直しを「小さなロマンス」ワルカー・・#2弾 [新・ギターおさらい練習帳]

前回のブログ記事の続きで、
田部井先生の第2弾 
ワルカーの「小さなロマンス」演奏とお話がアップされました。
この「小さなロマンス」私は’95年にレッスンを受けています。
とても綺麗な曲でワルカーの代表作品ですね・・・
ギターを手にした人が必ず「小さなロマンス」を弾かれていると思います。
今回は前回同様に、
この曲を今一度見直すチャンスと捉えて田部井先生の演奏とお話を聴きながら、
参考にしてみたいと思います。
私も以前に「小さなロマンス」を動画アップしていますが
今回も当時の録音ファイルから私の演奏を聴いてみよう・・・
 ↓「小さなロマンス」 ’95REC.                 
 
レッスンを受けている訳ですから、
ある程度は指導に沿った演奏をしていると思いますが、
実際の田部井先生の演奏を聴いてみれば更に新しい見直し発見ができそうです。
私は、この曲の好きなのは後半のアルペジオの場面です。
後半アルペジオでは遠く丘の彼方から徐々にクレシェンドによって近づき、
そして静かにデクレッシェンドで遠くへ去り行くイメージがとても好きです。
レッスンでは「この様な気持ちで弾くと良い」と教えて頂きました。
なにかロマンス的な物語になりますよね・・
 
田部井先生の「演奏とお話」動画 ↓
田部井先生の「演奏とお話」の動画を聴いてギター研究者の皆様に参考になれば幸いです。
この曲は私が生まれて初めて文化会館での大きなホールで演奏した思い出の「小さなロマンス」
この初めての発表会が95年の12月25日で私は風邪を曳いてマスクしての演奏でした。
この日は非常に寒く手が冷たく、ホッカイロで出番を待つ次第でしたね。
発表会が終了した時は外は夜となり、雪が積もってきたのを覚えています。
懐かしい思い出ですね。当時の発表会のマスク演奏写真です。↓
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’95.12.25・Utunomiya bunkakaikanにて・・「小さなロマンス」発表

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初心に振り返り、更に見直しお浚いを・・ノクターン(ヘンッエ)#1. [新・ギターおさらい練習帳]

ヘンッエの作品からノクターンの曲をギタリスト:田部井辰雄先生がアップしました。
これを機会に、1995年前に初等科としてレッスンを受けた曲を再びお浚いしてみたい。
当時の私の音源がファイルに残っているので先ずはその音源から聴いてみよう・・
音源はヘンッエの「緑の木陰」と「ノクターン」を当時は初めての曲に無我夢中でレッスンを頂いた。
 ↑「緑の木陰」と「ノクターン」’95.の音源
・・・・・・
・・・・・・
田部井先生の動画:YouTubeより・・↓
この田部井先生の演奏表現の作り方・・再び見直しして参考にしたい。
’95の当時の初等科の初めての曲のレッスンで、あれから28年です。もう一度弾いて見るのも勉強です。
田部井先生の「演奏と話」ギター研究生にとって、とても参考になる動画です。

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メヌエットOp11-1 ト長調 ソル 朝練一発弾き [新・ギターおさらい練習帳]

2023年 早朝一発弾きはソルのメヌエットです。
このメヌエットOp.11-1は約20年前に独学で練習して覚えた曲です。
何年も弾いていなかったので、楽譜を見ながら久々に弾いてみました。
1月8日の朝一弾きです。
たどたどしい弾き方ですがアップしました。
藤森敏之ギターで弾きました。
このギターはオークションで入手したギターです。
・・・
藤森敏之ギターは詳細不明で知名度的には余り知られていない方です。
練習用で弾くには棹反りや板割れ等の重大欠陥が無ければ
この程度のギターでも、弾き易ければ十分と思えるが・・・
・・・・
ドクガクで覚えた曲でまだ録画していない曲が有りますが、
追々練習してアップしてみます。
今回は指慣らしで2日間、朝一弾いたものですが、もうチョイ慣れたら撮り直します。
このト長調のメヌエットは初めて聴いたのがサンチャゴ・ナヴァスクエスの演奏です。
当時は、まだカセットテープで販売されていました。
サンチャゴ・ナヴァスクエスのテープの中に、メヌエット・ト長調も挿入されていて、
この演奏を聴いて当時は独学で練習しました。
今はこのテープは劣化で廃棄しましたが、CDRにコピーしておいたので、
今でもサンチャゴナヴァスクエスを聴くことが出来ます。
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このギタリスト:サンチャゴナヴァスクエスに関するデータが有りません。
YouTubeやヤフーで検索しても出てきませんでした。・・

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SONATA CLASICA M.M.Ponce 早朝ウオーキング3日より始めました。 [ギター・マイ・ちゃんねる]

何とか風邪も落ち着いてきました。
ウオーキングを3日より再び始めました。
KIMG0537.JPG5日はマイナス3℃の気温です。
朝の7:00冷えます。歩いているうちに寒さと冷たさには慣れてきます。
予定通り7km歩きました。 
念のため再度体温測定と抗体検査で調べてみた。36.2℃ 抗原検査:C=陰性
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今日はポンセのソナタ・クラシカ4楽章の大曲です。
ソナタ・クラシカは4楽章を全部弾き通すのは大変な事でした。
楽譜を見ても非常に難易度の高い曲です。
演奏の良し悪しは別として、自分ながら感心しているのは、全て暗譜で覚えた事です。
全楽章を暗譜で弾き切った事だけはスゴイと思っている。
まだこの時は、頭も閃いていたんだなぁ~と思います。
今じゃ暗譜で弾く事が劣っている。頭の脳味噌が衰えが進んでいますね!
ソナタ・クラシカ約17分位の演奏時間ですが、
懲りずに最後まで聴いて頂けると嬉しいです。

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静かな元旦・・「夢」  [音楽散歩道]

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ギタリスト:田部井先生のタレガ作品「夢」がアップされましたのでBlogに載せました。
読者の皆様、明けましておめでとうございます。
今年も元気いっぱいに頑張りましょう・・・
と言いながらも私、音次郎、昨年の暮れより風邪を曳いて完璧に完治していません!
コロナ感染も疑いましたが、
その疑いは抗原検査で陰性が現れたので少し柔らぎました。
元旦の今日も熱は36.2度の平熱ですが、まだ咳き込んでいます。
市販薬も色んな種類を変えましたが、今は「パブロンSゴールドW」を飲んでます。
大夫楽になってきましたが、そんな理由で今年のお正月は無いに等しいですよ・・・
風邪で、お屠蘇の正月気分になれません!・・
ご丁寧に夫婦共に風邪曳です。 
風邪の為、スパーでの正月の買い出しはしていませんので、食べ物はお粗末ですよ・・
これなら正月はお金が掛からないね!(笑い)
年金生活者の音さん、物価高でお金が動かないで今は丁度いいかも・・
皆様は大いに正月を楽しんで、景気アップにお金をバラ撒いて下さい。
年寄りは貯金は駄目!・・貢献しましょう・・幸せを呼んでくれます。
風邪曳きの時は音楽を聴きながら寝る生活もたまにはイイんじゃないのぉ~・・
大晦日はCDでヘッドホーンを掛けてベートーベンの第1~第9まで聴いていた。
元旦は朝よりアナログLPレコードで静かに音楽鑑賞の一日の始まり。
バッハのヨハネ受難曲ーBWV245 
このボックスLPレコードはボロボロの100円で買ったもの。
しかしジャケットボックスはボロでもレコードは無傷に近いくらい綺麗です。
バッハの宗教音楽ですが、静かにバッハの受難曲3枚入りを聴いてます。
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さて今年も期待できないのが投資だ。・・・じっと今は指銜えて待つしかない!
今、安い時に投資を買っておくと、先々メリットがある。
この投資はリスクはあるが、宝くじよりマシと思が期待はしない方が良さそうです。
専門家だって期待が外れるのだから・・・
先ずはエネルギーの問題とコロナの問題・・
この2つが良い方向に向かえば
世界全体が押し騰がって期待が出てくると思うのだが・・・
夢を当てちゃう人がいるのだから・・今年の7億円‥幸運は誰の元へ・・
宝くじは買わなければ当たらないし・・買えば寄付しているものと諦めなさい! 
大逸れた夢は捨てましょう・・
今年も、小さく夢を描いて幸せを掴みましょう・・・これが一番の幸せです。
細々とギターを楽しんで今年も元気に頑張りますので宜しくお願い致します。

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