SSブログ

Carcassi 25 Etude~No.15 ・・22年振りの再練習中! [新・ギターおさらい練習帳]

限定公開設定です。(後日、非公開設定する動画です)
カルカッシ25練習曲15番は1,999年にレッスンを受けた曲で、約22年振りに再練習してます。
この15番の練習曲は当時では約1年がかりで練習した様に記憶します。
この15番のポイントは上声部の音がハッキリ歌って聴こえないと失格です。これが意外と苦手でした。
アポヤンドとアルアイレの二通りの練習が求められ、更に右指の幾つかのパターンで弾くレッスンです。
上声部の歌は「ソラソ・ドレド・ミファミ・ソラソ・シドシ・レミレ・ドレド・ソラソ・・・」
とハッキリ音が出ている事が重要です。 これが優しいようで難しい・・
P1030300.JPG
アポヤンドでの上声部を弾けば容易くハッキリ聴こえるが、
アルアイレで弾くとなると上声部の音が薄れてしまう!
アルアイレで弾く指の強化練習と上声部以外の音とのバランス訓練の様に思えました。
アルペジオのmやa指で弾く上声の動きをよく聴きながら練習することがポイントです。
又、p指で弾くベース音がどのような流れなのか研究すると良いと言われて、
その為に頂いた楽譜曲が「コストの25練習曲op.38」≪華麗なる練習曲≫で同時レッスンをしました。
22年も弾いていないと、なかなか復習しても元に戻りません!
暗譜がもう少しで弾けると思うので、暗譜でスラスラ指が動けば、元に戻るようになると思います。
もうチョイ練習して次は16番に再練習を挑む予定です。
過去に録音した25Etude~No.9.No10の動画を吹き替えて再アップしました。
9番はスラーを多用に使った練習曲で、変化に富んだ楽しい曲で個人的には大好きな練習曲です。
演奏ポイントは「頭は首を縦に振らない」でした。これは不用意にアクセントがついて、
突っ込んだ感じに聴こえてしまうという事でした。
10番の練習曲は弾いていて、ウキウキ気分になる軽快な曲と思います。
「3連符はレガートに」軽やかに正確さをもって練習することが求められました。

nice!(4)  コメント(6) 
共通テーマ:音楽

nice! 4

コメント 6

たこやきおやじ

浜っ子カルメンさん

9番の例えば1小節目は、弱拍の2拍目と4拍目の八分音符に少しアクセントが付いている様に聞えます。録音の加減でしょうか。
私の聞き間違いであれば申し訳ありません。



by たこやきおやじ (2021-05-17 18:20) 

浜っ子カルメン

たこやきさん、コメントありがとう御座います。
聴き間違えではないと思います。
これは当時、指摘されていた内容で、
アクセントによって突っ込んだ演奏になっているんだと思います。
Etudeの難しさ、しみじみ感じます。

by 浜っ子カルメン (2021-05-17 21:56) 

Enrique

No.15は易しそうで難しそうな曲です。演奏のムラがもろに出てしまいます。当方もNo.1から順にやっていてこれで引っかかりました。課題がいくつかありますので,ひたすら長期間やっても改善しませんので,やはりこれは課題ごとの分奏などの工夫が必要と思います。私はリズムのムラが出ましたので,わざと付点と反対の付点をつけて弾いてムラを解消しました。均等に弾けていれば上声の動きは自然に出るので,上声の綺麗さは,いわば上手く弾けているかどうかのモニターです。指のバランスがありますのでこれだけをきれいに出そうと思っても上手く行かないと思います。

No.9はお好きな曲だというのはわかります。アクセントの点もそうですが,スラーのついた16音符をゆっくりきれいにさらうと更に良くなると思います。

No.10の課題はおっしゃる通りでしょう。丁寧に弾いていらっしゃると思います。意識的なのかどうか,偶数小節の3拍目にアクセントが付いていますが,3拍子で3拍目にアクセントがいくことは余り無いと思います。またその部分の「チャッ・チャッ」がスタカートになったりレガートになったりするので,統一された方が良いと思います。

練習曲は音楽面よりもきっちりしっかりが基本だと思います。その上で,音楽的な基本は守られるべきだと思います。どの曲も終わり方とか非常によく練られて部分部分はハッとさせられる素晴らしい演奏なのですが,曲中のフレーズでブレスが無く突っ込むところがあるとか,普通につなぐべきところに間があくというところが散見されるのがもったいないと思います。暗譜の問題もあるかと思いますが,時間をかけられるのであれば,技術面と音楽面を整理され,分奏やリズム叩きなども取り入れられたらさらに良いと思います。
by Enrique (2021-05-18 06:59) 

浜っ子カルメン

Enriqeさん、貴重なコメント有難うございます。
是非参考に、見直すところは見直しして練習してみたいと思います。
練習曲は終わりがないところが「やる気」を起こさせてくれます。
練習生は永遠の地道な練習の繰り返しで徐々に進歩する気がします。
満点は生涯望めませんが「やる気」はいつまでも持ち続けたいですね。
by 浜っ子カルメン (2021-05-18 10:25) 

Enrique

No.15の上で挙げた練習法の記事です。
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2016-06-14

こんな事もしてみたことがあります。
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2015-03-08

普通に弾いてみたものです。
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2015-02-23

CarcassiのOp60に関して当ブログでは25曲全曲を2回通しているので,もしご参考になれば。

by Enrique (2021-05-19 06:24) 

浜っ子カルメン

Enriqueさん、
全てのBlog読ませていただきました。
練習法の記事、大変勉強させられます。
Enriqueさんの様に上手で綺麗な演奏は望めませんが、
地道に練習して、少しでも良い演奏に近づきたいですね。
Blog更新で今後もダメな恥ずかしい演奏をアップしちゃいますが、今後とも宜しくお願い致します。

by 浜っ子カルメン (2021-05-19 11:57) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。