ロシア民謡「二つのギター」を弾いてみました。 [新・ギターおさらい練習帳]
使用ギターは無銘の総単板手工ギターですが、とても綺麗な艶のある響きです。
このロシア民謡「二つのギター」は斎藤松男、編著の楽譜で好みの編曲譜で気に入って練習してみました。
意外や意外にこの編曲譜は弾いて見ると難しいです。
練習して日が浅いので、まだモタツキや、テンポの遅れが有りますが、
其処は愛嬌と思って見逃して下さい。
この曲はアチェレランドで速く弾く箇所があります。
ここは十分弾き込まないと・・左指の間違え易い箇所です。
其れとトレモロが入りますが、このトレモロも短い小節ながら弾き難い箇所です。
他の楽譜で、斎藤編よりも易しく書かれた楽譜も出ていますが、
今回はこちらの斎藤編の楽譜で弾いてみました。
ギターは無銘ギターで弾いています。
中出阪蔵1968の製作ギターは・・ [ギター雑話]
中出阪蔵1968ギターを入手しました。
このギターはゴルペ板というか、厚手の保護用の透明板が貼られてます。
TOPはスプルース単板でサイド&バックは総単板ですね。
古いギターですが、クラックや膠剥がれ、浮きなどは無いようです。
長く眠っていたギターで張られていたギター絃は錆、それと埃と汚れが目立ちます。
ネックは、ほぼストレートです。・・
チョット清掃とメンテナンスが必要です。
気になるのが弦高ですが、私の理想とする弦高ではありません!約4.5mmでした。
ペグは巻き線軸が破損割れで、これは糸巻セットで交換を必要でした。
錆びた絃が壊れた糸巻に巻かれた状態で埃も溜まり、長く眠っていたギターの様子が見られます。
↓写真:埃溜まりです!
新品ペグ交換とサドルの削り加工修正を実施する事にしました。
メンテ後、ギターの弾き易さと音色の診断をしました。
流石に中出坂蔵は名工ギター製作家です。人気の高さが今日でも高評価されている訳がわかります。
・・・・
今迄にボロギターを数多く弾いて遊んできたが、自分が狙っているギターが入手出来ていません!
最終的には狙ったギターを手に入れたら、家にある古ギターは処分する予定です。
現在我が家にギターだけで7台あります。
掃除する時は確かに邪魔ですね・・女房が文句言うのも分かります。
BLOG記事では、今まで色んなボロギターを入手したので、そのギターとのお話を連載予定します。
アストリアス S.NAKADE 1970.Guitar. [音楽散歩道]
部屋が狭くなったので、フロアーに置いて有ったLPレコード仮置きで買った台を場所変更した。
写真の様にDENONの機器を格納して台の上面をLPレコード仮置きにしました。
これで少しは狭い部屋にスペースが取れました。
ギターが何本も有るので、邪魔がられてます。趣味の世界なんですよぉ~‥わかってくれよ・・
今日は中出坂蔵の1970のNo.500Dのギターでのアストリアスです。
今年の3月15日に録画したものをアップしてみました。
今はレッスン曲以外に過去の曲を練習中です。
昔みたく長くギターを弾いていられません!‥眠気が先に来ちゃってギター弾いていられませんネ・・
忘れるは、忘れるは、・・です。昔の曲、つい先頃の曲も忘れちゃいますよ。。
これで車の免許更新できるのか?‥今月から認知検査問題の絵を頭に叩き込む練習しないと・・・
16の絵柄が4パターンあるようで・・幼稚園のテストみたいだが何処迄記憶に入るか?
嫌らしい曲のタレガの前奏曲2番をやり遂げるしかない! [新・ギターおさらい練習帳]
やっと指が少しだけ馴染んできました。
次は暗譜で弾けるようにしたいと思います。
移動の左指の入れ替えなど,力まずに軽く抑えられるように練習している。
これが何回やっても上手くいかないが、やるしかない!
一瞬力みを抜く為、空中で浮かすイメージだ!・・そんな練習の繰り返し・・ストレス溜まります。
アラストレなんかは特に強引に移動する事の無い様にしなければと思います。
強引にアラストレで引っ張る弾き方は避けたいと、ここは特に注意しなければと感じてます。
今は楽譜見ながらの為、指が行き過ぎたり、1フレット手前だったりのポジション移動ミスが有ります。
それにしても、タレガの前奏曲2番は自分には馴染めない曲です。
下手承知でICレコーダーで一発録音してみた。
ヨッコラショもいいとこですよ‥笑って頂戴です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
終わり頃にはミスも有りますが、いづれにせよまだヨッコラショです。
この曲は練習していてストレスが溜まります! 嫌い! 大嫌いになりそう・・・
この手の曲は、あまり弾きたくないですねぇ~・・・
しかし、この曲は勉強になる曲なので諦めず、研究しろよ!と言う事ですから、やり遂げるしかない!
・・・・
さて話は変わりますが・・・
前回取り上げた、アンプの件ですが、音量ボリュームを上げると音が鳴らなくなる話・・
どうも・・スピーカーの接続の方法が間違っていたみたいですね・・・
アンプは故障していないみたいです。
このアンプ1台追加したのが誤り!(写真↓)
・・(↑写真↓):これが誤りの様です。
バイワイヤリングの使い勝手の誤りですね。恐らくアンプ2台の出力レベルの違いが原因かも?
このスピーカーの接続で(写真↑)上2本の線は別のアンプに接続してた。
・・・・・・
先ずはこの端子から2本の線は取り外して、アンプは2台から1台の通常の使い方に戻す。
(写真↓2枚)
その結果、ボリューム上げても音が鳴らない(消える)と云う問題は解決した。
ま~ぁ、ボリュームも大きくする事も有りませんが、取り敢えず解決して良かったです。
気分が盛り上がる曲はこれだ!・・ [音楽散歩道]
今日の早朝ウオーキング・・チョット雨が降ってきた!
其れでも歩く・・これしかないのだ!
今日はこの曲で気分を盛り上げよう・・・
↑写真:動画は左上のここを操作して360°
⇙マークのこれ!操作します。 360°画像になります。
‥今日も元気でいきましょう・・ファイト!
弦高調整と始末の悪いビビリ音対策 [ギター雑話]
ギターの逆反り・・これは可也厄介な問題です。
見た目では、このギターはストレートの棹に見えます。
60Cmのスケールを当てて順反りか?・・逆反りか?・・を調べれば分かりやすいのですが、
長いスケールが無いので、目視で反りをチェックしてます。
目視で一見ストレートに見えるが、若干逆反りになっていると判断した。
決め手は、調弦して音を鳴らすとビビリ音が発した。
弦高も低い状態でした。
これはサドルかナットを嵩上げするしかない!
先にナットをシム入れて嵩上げした。
開放弦でのビビリ音は無くなりましたが、2絃の1フレットのド音を鳴らすとビビります。
次はサドルの嵩上げです。サドルは3本ほど使い古しの在庫が有ったので、
1本づつサドルを交換してみたが、2絃1Fド音のビビリは治らない。
最後の1本のサドルを逆取り付けにして、6絃側を1弦側に向き変更する事で
1弦側のサドルは高くなります。(サドルは6絃側が1弦側より高く加工されてます)それを逆にした。
サドル向きを入れ替えて1弦側のブリッジ・サドルは高くなりました。
次に弦高測定です。弦高測定スケールは持っているが、今回はノギス測定をして測りました。
次に弦高調査です。フレット頂点から絃の頂点をノギスで測り、絃の径をマイナスしての測定値です。
6絃12フレットで、3.6mmー1.1Φ=弦高2.5mmです。
1弦12フレットで、3.1mm-0.7Φ=弦高2.4mmです。
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6絃1フレットで、2.1mm-1.1Φ=弦高1.0mmです。
1弦1フレットで、1.2mm-0.7Φ=弦高0.5mmです。
以上の弦高となりました。
それでは気になるビビリ音をICレコーダーで録音してみます。(1フレットのド音に注目して・・)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
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兎も角、ネックの逆反りは始末に負えない厄介者です。
アイロンで一晩寝かして逆反りを修正する器具がAriaから売られているようですが一般の人には不要です。
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何れにせよ順反りも逆反りも面倒ですね!
今回は何度もビビリ音が気になって修正をしましたが、これ以上の調整は素人では無理です。
後、考えられるビビリ要因はブリッジの浮きもビビリ要因と思います。
それと糸巻がヘッドに密着して固定されているか? ・・糸巻の固定ネジが締まっているか?
これらも、ビビリ要因になると思います。
特に異常なしでした。
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何とかビビリは抑えられましたので,ヨシと致します。
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最後にICレコーダーでラグリマを弾いてみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
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・・バッハのこの曲・・アリア [ギター・マイ・ちゃんねる]
セバスチャン・バッハ BWV1068~G線アリアです。
この曲、3年前にupした演奏ですが、久々にBlogに載せてみました。
ギターで弾いているせいか、何故かこの手の曲、眠くなりますねぇ~・・
眠くなるのは、下手だから?・・なんて思ったりもします。
やっぱし、この旋律は眠くなるね!‥
バッハさんには申し訳ないが、私の好みの曲では有りません・・
しかしG線上のアリアは人気が有るようで・・あちこちで放送に流れているのを聴きますね。
この曲を知らない人はいないくらい皆さん知っている曲です。
ギターと云う楽器で弾くには、チョット寂しいね・・・人間暗くなっちゃいそうで・・
どちらかと言うと弾いていて、暗いとか冷たい、寂しい、そんなイメージな曲に聴こえちゃいます?
チョット「G線上のアリア」名曲解説を動画で、この曲の魅力・・見てみましょう・・
プロの演奏で聴けば、気分は良くなりますよ・・・
。。。。
LPレコード(ラローチャのスペイン舞曲)と オーディオのお話 [オーディオ]
ラローチャのLPレコードグラナドスのスペイン舞曲集です。
数年前に那須ハーモニーホールでラローチャの来日コンサートが有り、誘われた事が有ったのですが、
都合でコンサートに行けなかったのが残念です。
今回はBOOK OFFでこのLP買って来ました。美品LPです。
ラローチャのピアノ素晴らしいです。 このレコードが入手出来て満足です。
他にもついでにLPレコード買って来ました。
チョット気になる事・・オーディオ・アンプです。
CDを聴いて、ボリューム音量を上げたら、途中で音が一瞬消える現象が有るので気になる。
LPレコードでも同じ現象が有ります。
必要以上に爆音でボリュームを上げない様にボリュームツマミにシール表示しました。
RE=レコード CD=シーディー TU=チューナー ボリューム音量ツマミ限界位置
この表示位置に音量ツマミをセットして音楽を聴いています。
この位置より音量を大きくすると何故か知らないが、音が一瞬鳴りません!
リレーらしきカチカチと作動音が小さく聴こえます。消えて、すぐ音が復帰します。何故?・・
アンプのリレーが異常検知しての安全装置なのか?・・リレー関係の消耗劣化か?スピーカーの問題か?
電気に詳しくないので分かりませんのでネットなどで調べてます。
このスピーカーは元々コンポステレオで使用していたミニスピーカーです。DENON SC-201SA
インピーダンス=6オーム
MAXIMUM INPUT 100W(IEIAJ) 200W(PEAK)
メカ的な電気知識がないので分かりませんが、スピーカーの容量不足で負荷が掛かるのか?。。
。。出力の問題?・・
?
兎も角表示した位置で使用すれば普通の音量でレコードやCD音楽は楽しめます。
疑問に思うのはアンプの音量ボリュームの目盛り0~32まであるのか?・・何か他に使う用途があるのか?
これまた不思議・・・
ボリュームを最大に廻したら・・どうなるの?とか、ここ迄必要な目盛?‥MAX迄必要なの?
無知には困ったものです。(´・ω・`)
そんな事で最近アンプの外枠外して内部を見たりしていますが、内部見ても電気に詳しくないから無駄!
接点復活剤を噴霧するか?内部の拭き取り位しかできません!‥情けない話です。
電気の詳しい友がいます。その親友から電気メンテ用道具を川崎から宅配で送ってくれました。
半田コテやノギス、ストリッパー、等は使えますが、テスターの様な計器類はどうしよう・・・
使い方から教わるか・・今更、電気の勉強だなんて・・
電気は、ある国家試験時に勉強したが、もう頭に入っていませんネ!
親戚に電気屋さんがいるから、テスターの使い方から教わるかなぁ~・・
タレガの前奏曲第2番は弾き難い・・タレガは凄い作曲家です。 [新・ギターおさらい練習帳]
タレガは、まぁ~よくぞ、こんな難しい楽譜を書いたものだと感心している。
実に弾き難い曲です。
初めは、何を弾いているのか自分でも分からない、つまらない曲だなぁ~と思っていた。
ギターの練習が疎かになるくらい、嫌な曲です。
ここでヘコタレたらお終いだ!・・・
何とかヨッコラショと練習していたら少しづつ指が反応してきた。
何とか弾けるようになる自信が付いてきました。
短い曲乍ら、タレガの作品は凄いな~と思います。
この曲は、皆さんも弾きたがらないのでは・・・???と思います。
どちらかと言うと正直に言って、この手の曲は今のところ好きになれません!
でも・・弾けるようになれば、この曲の良さがわかってくると思います。
曲想の捉え方をプロの演奏を聴いて練習中です。
古いギターのメンテナンス状態確認 [ギター雑話]
中出坂蔵ギターで1961年製作のB1モデルです。
使い古し丸出しのギターで、見た目は悪いギターです。ボロ丸出しって奴です。
ギターボディーでは外周のコーナーは劣化が有り(↓写真2枚)コーナーに怪しい膠剥がれがある。
裏板の中央にはクラックまで入っていないが浮き上がりが10Cmの長さで見られた。
ネックは打痕が有るが問題なし!ストレートです。
ヒールは問題なし!(↑写真) 糸巻は単体 歯車に少し油が必要だ(↑写真)
(↑写真)糸巻軸は経時変化は見られるが、軸割れが無いので使える。
ヘッドと駒はローズウッドです。 サドルとナットは牛骨ですね。
TOP板は松単板で爪キズは有るがTOP板のクラック割れは無い!
指板はローズウッドで目立った凹みは無い。
フレッドも側面に凸起が有るが、フレットの山減りは小さいので問題なし。
兎も角古いギターで汚れが酷く、骨董品丸出しです。
弦高は丁度良く弾き易いです。
メンテナンスの修正可能な個所は素人メンテナンスを実施しました。
木工ボンドでクラックになり易い箇所とコーナーの剥がれカ所をボンドで補修した。(↓写真)
裏板はメープル単板です。(楓の虎柄模様です。)
メイプルセドロはマホガニーよりも軽量で強度に優れ甘くマイルドな音響特性ながら
十分な高音域を備え、エボニー指板と相まってアタック感、サスティン共に申し分ありません。
ギターケースは綺麗です。このギターケースは立派です。(↓写真)
・・・
ギター本体は古いボロで経時変化は有るものの、
このギターの音色の状態や弾き易さ等を確認したが、期待以上の良い状態でした。
前回の中出坂蔵’1970,500Dモデルと今回の’1961,B1モデルでエンデチャとオレムス(再練習中)
弾いてアップしましたが、流石に名工ギター製作家です。
60~63年経過しても綺麗な音色で十分に使用できますね。
YouTube動画:2本の中出坂蔵ギターで「エンデチャ・オレムス」を弾きました。