Alhambra再び弾き直しのひらけ鳥 [新・ギターおさらい練習帳]
・・・2部屋の自動シャッター交換(自動シャッターもリモコン化しました)
Blogもネタ切れか?・・・
旅行の予定も崩れ落ち・・
折角、計画した旅行もお流れ・・何故?
我が家の自動シャッター2台故障で新規に入れ替えたのです。
見積もり2台で31万3千330円‥頭が痛いが交換した。
息子に資金援助要求は出来ないし、負担が大きいねぇ~・・
修理も10年過ぎると部品が無い!‥こんな話です。
都合の良い業者の言い分だ!
これで旅行代金が素っ飛んでしまった!
近間の温泉で寛ぐしか無さそうです。
今日も雨、やる事なくBlogを書き始めた。
Blog記事も決まった内容だ! 呆れるかも知れないが我慢して頂戴・・
3月にアルハンブラ練習したが昨日、又アルハンブラを弾いてみた。
相変わらず下手な演奏に変化は無さそうです。夢はいつ叶うか???・・
まぁ~聴くだけ聴いて頂戴なぁ~‥お情けで・・・(笑い)
・・・・・・
家の設備不具合は年金生活者の悩みのタネです。
こぼし事を言うわけでは有りませんが、今の世の中、「何でも使って10年!」
この10年寿命がネックです。長く持って15年‥壊れて部品無し!
新規入れ替えれば10万円単位で素っ飛んで行く世の中だ!
厚生年金額は減る一方・・年寄りイジメか!
稼ぐ手立ては小さな投資か?・・・これが買った売ったのタイミングが難しい。
もうチョイ待てば倍の利益が出たのに・・と悔やむ場合もある。
その逆もある!・・欲の粘り過ぎで大損益が出た時。
ぁあ~失敗!・・これは悔しいよね・・
・・・情報を見極めて・・・チャンス・タイミングがあります。
まぁ~欲はかかないで5%~10%利益が出ればヨシとすべしかな⁈・・・
10%は難しいかな?・・・
お子使い稼ぐ程度で控えめにしましょうね・・
今回は少しの利益はでたが、まだ解約しなければ倍返しの利益がでたのに・・
と思う事もあろう・・これは勿体ないが後の祭りです。
「愚痴はこぼすなカエルのションベン」って奴です。
お金は天から降って来ません!‥使いましょう・・貧乏音次郎の嘆きです。
新しい運指で再びエンデチャとオレムスを練習してます。 [新・ギターおさらい練習帳]
只今、エンデチャとオレムスの新しい運指で練習中です。
新しい運指の楽譜で最初は手間取ったが、以前の楽譜と運指が異なり、やっと慣れてきました。
少し慣れたところで、エンデチャ+オレムスをYAMAHAC-250ギターで弾いてみました。
この曲は、まだレッスン中ですので修正箇所が有ると思いますので今後も指導されます。
以前の楽譜は一般的な市販されている運指を使用していました。
長年眠っていた中出坂蔵’1970・・ 活き帰らせたギターの音色 [音楽散歩道]
長年眠っていた中出坂蔵1970年のギターを再び目を覚ます。
このギターは私が狙っていた中出坂蔵のギターです。
今回は運よくオークションで落札しましたが、我が家に来た時は音が鳴らないのでショックでした!
オークションなんて奴は不具合あって当たり前の事と承知している。
その不具合をメンテナンスする事がこれがまた楽しいのです。
何故・・音が鳴らないのか・・原因を調べるのも楽しみの一つなのです。
調弦して弾いて見ると鳴らない・・「これは何なんだ!」
絃がフレットに触っているのです。
長年眠っていたギターの様で、持ち主は施設に入居して長らく放置されていたギターと記して有った。
恐らく乾燥によってギターのネックが反ったのだろうと、ネックの反りを調べた。
若干の逆反りだ! 一見ストレートにも見えるがよくよく見ればネックは逆反りです。
何回も目視でみて絃の影で反りを調べた。絃の陰で見ればほぼストレートに見える。
反っている場合は影は曲がって写ります。(写真)ネックの反りチェック(絃影で反り確認チェック)
写真で見ても絃の影は曲がっていません。ほぼ直線に映っています。
棹を目視で見ると極僅かに逆反りに見えます。
恐らく弦高も低いのと逆反りが根本的な原因でしょう。
逆反りはローポジションの0フレット(開放弦)~2フレットでビビリ音が発します。
これが逆反りの特徴です。
弦高を高くする方法にしたが、これで解決はしたが弦高が3.5mmでは若干高いので弾き難い。
昨日も再度、ギリギリまでサドルを低くして弦高を下げてみた。
現状6絃12Fで3.5mmを0.5mmサドルを更に削り、6絃12F で3.0mmにして弾き易くした。
これ以上に低くするとビビります。これが限界です。
この写真では12フレット~19フレットにかけて僅かに棹は反ってます。(ほぼストレートだが)
長らく眠った中出坂蔵ギターは綺麗な音色で再び目を覚ましたのです。
アルハンブラ苦手トレモロ奮闘記 3月の自主的練習 [苦手トレモロ奮闘記]
夢に描いた「アルハンブラの思い出」苦手トレモロ奮闘記の24年度3月の自主的練習です。
下手は下手だけど・・徐々にではあるがアルハンブラに近づいている。
まだ問題個所はあるかも知れないが、「アルハンブラの思い出」らしくは聴こえるハズです。
私の描いている夢のアルハンブラにはまだ到達していません!
テクニックもあるが、先ずはトレモロが正確に刻み込まれて弾いているか?・・・
ゆっくり弾く練習では正しく刻まれていると思う・・・
問題は速くスピードアップした時にトレモロが崩れていないか・・
自分では刻まれていると思っても他の人の耳では「これは不正確な刻みだ!」かも知れない・・
後はトレモロのp指の打絃ミス、空振りだ!・・これは自分でもミスに気づきます。
トレモロの繋がりが下手だと音がそこで途切れてしまう。運指も繋がり良くするための工夫を考えた。
少しは進化したか・・???
右指の小指の飛び跳ね‥これは癖でまだ治らない! 注意はしているのだが・・・・
後は演奏姿勢も今の姿勢ではダメだ!‥前かがみになってしまう‥これは自信がない証拠だ!
胸を張って堂々とアルハンブラを弾けるようにすればもっと曲想が付く気がする。
抑揚の付け方がアルハンブラは難しく感じる。これは苦手なトレモロが邪魔しているのか?
心では夢の様な描いた歌で歌えるが、ギターで弾くと夢の描いた歌にならないのです。
もうチョイかな?・・・
トレモロの速度では更にスピードアップしたい気持ちだが、その為の方法を探し練習している。
極力右指の個々の指の振りを小さくして、手首の回転で絃にアタックしてトレモロが弾けないか?・・
只今右手首回転テクニック方を研究練習中。スピードアップが期待できそう・・・
こんなトレモロ手首回転法なんてギターの教本に載っていないかも知れませんネ。・・我流かも?
探せば幾らでも要因らしき不具合は見つかる・・・
この下手な練習で気づいたことが有ればコメント大歓迎です。
毎月、アルハンブラは動画にして出来栄えをチェックしています。
そんな事で3月は4本のアルハンブラを撮影したその中の1本です。
YAMAHA C-250のギターで演奏したものです。
中出坂蔵1970.№500D メンテナンス作業 [ギター雑話]
再びメンテナンス作業に取り掛かりました。
前回もビビリ対策でナット側をシムを入れて調整しましたが、
まだ完璧でない為,再び調整メンテナンスをした。
今回はサドル側を高くする調整です。
1970年代のギターのサドルも厚みがt1.3mmと薄く、
当然ブリッジのサドル溝も、このサドルに合わせて加工されてます。
現在のサドルはt2.5mm~t3.0mmが標準の厚みです。
今回はビビリ音を消すために弦高を高くするので、サドルを交換する必要が有ります。
このギターのサドル溝を削る作業をする事にした。・・これが大変な作業です。1.3⇒2.3溝に加工した。
溝にヤスリを入れて時間を掛けて溝(木材)を削り、溝を広げて行く作業です。
交換サドルはt3.0mmです。サドル側は溝の入る深さ分だけ骨棒を2.3mm削りました。
半日掛かりの手間のかかる作業でした。
この調整作業は何度も弦を調弦して確認しては、調整し直しで,やっとビビリ音が解消した次第です。
弦高は低ければ弾き易さが有り、高ければ其れなりの弦を抑える力の負担が掛かり弾き難いです。
今回は12F6絃で3.5~4.0mm限界範囲で収められた。音質は高くなった分は響きが良い。
失敗はブリッジのサドル溝をヤスリで削った時に、
ヤスリを滑らせてブリッジの木とTOP板にキズを付けてしまいました。
マスキングテープを貼って保護すればよかったと・・後の祭りです。
キズ付いたトップ板 ↑ キズ付いたブリッジ ↑
糸巻・・中出坂蔵のペグは軸間が39mm・・軸は古く黄色に変色、ギアも多少は劣化している。
壊れていないが糸巻は消耗はしている。 ↓ 旧式39mmペグ
・・・・
新品と交換するか迷ったが、39mmペグは旧式で今は殆ど有りません。
オークションで新品が出品されていたが、値段が安くはない!・・考え考えて判断を下し落札しました。
新品ゴトーの39mmペグを中出坂蔵ギターに取り付けました。 新品はイイですね~・・
ネックの反りの問題
当然ストレートが良いのですが、長年眠ったギター、乾燥、湿気などの要因でネックも動きます。
弦を張った状態で力の引っ張りが加わり順反りになり易い。
ネックは棹と指板が張り合わされて動きます。
逆反りは乾燥によって順反りと逆方向に変化する。
其の事によってローポジションのビビリ音が発する。
始末に負えない、厄介な問題です。
中出坂蔵ギターは約54年間経過してますので管理の問題も有りますが、
この様なネックの反りの問題は有っても不思議では有りません。
幸いにして今回のギターはストレートに近い極僅かな逆反りの為、
ビビリ音のメンテナンスが出来たのです。・・・逆反りは太刀の悪い性格の物です。
フレットと弦の干渉をチェックした。1Fの弦高も高過ぎず低すぎず調整しました。
サドル調整により12F6絃と1弦の弦高を限界(弾き易い限界値)までに調整しました。
・・・・・・以上、中出坂蔵’1970のメンテナンスです。
中出坂蔵ギター「禁じられた遊び」弾きまくり60年・・ [ギター雑話]
中出坂蔵ギター やっと手に入れました。
中出坂蔵は18歳頃、愛用ギターとして長らく使っていました。↓中出坂蔵’1967
当時は中出六太郎ギターの音も好きでした。お金が無いからギター2台は買えなかったですね。
門下生のK.まり子嬢は中出六太郎を愛用してました。
私の愛用していた中出坂蔵ギターは今は廃棄して有りませんが、今回オークションで入手しました。
中出坂蔵のギターはオークションで狙っても、値が張りすぎて毎回途中で諦めてしまいます。
今回は運よく入札した中出坂蔵が落札出来ました。何故落札できたか不思議?
終了時間帯が早かった事も運が良かった。この時間帯は皆さん仕事中の時間帯です。
それと出品者が目立たない表示方法を取っていたので、ウォッチ数が少なかった事も幸い。
その為、入札者がいなかったのが最大の幸運。
入札者がいないで早い終了時間帯が決定的でゲットできた。初めの出だしの金額で買えたわけです。
当然、長く眠っていた中古品。何処か不具合箇所が有っても不思議でない。
写真で見る限りクラック以外に悪い箇所は見当たらない!・・これならOKと決めました。
・・・・
早速、中出坂蔵のギターが送られてきました。ワクワクしながら梱包を開けました。
思ったより汚れは少ない。ギター弦は錆で使えない為、新品に交換した。
ペグは古いが軸は黄色に変色しているが壊れていない!
ギアも問題ナシ! スムーズに糸巻も動く・・
膠剥がれも無く、トップ板はクラックも無い・・
裏側のバック板はクラックが4カ所あり2カ所は後で見つけました。
このクラックなら音色に影響は出ないです。
新品の弦を張って調弦をしてみたら、問題発生!・・開放弦にビビリ音有り!。。これは問題だ・・・
眺めて調べてみると弦高が低すぎて絃がフレットに触れていることが分かった。
更に目視で棹を調べるとネックはストレートでなく極僅かですが逆反りです。
この場合、サドルを高くすれば良いが、簡単なナット側を高くしてみました。
ナット側にシム(ライナー)を入れて嵩上げした。‥ビビリ音が消えました。
中出坂蔵時代のギターはサドルやナット、糸巻の軸間のピッチなどは現在のギターと規格が異なります。
ナットを注文したが50mm幅のナット材がアマゾンで探したが見っかりません!
やむを得ず、52mmのナット新品を買い交換して嵩上げです。
探したついでに参考までに、糸巻軸間39㎜は探せませんでした。今は35mm軸間が一般的標準。
糸巻は壊れていないので、暫くこのまま使えるでしょう・・・
壊れた場合はオークションで探しても、このタイプの39mmは滅多に出品していないかも???
最悪は単品の糸巻を揃えればよいのです。
現状のペグは壊れてないので壊れるまで、このペグを使います。
バック板のクラックは木製ボンドで厚めに修正した。 適当な修正方法だが裏板だからヨシとする。
ビビリ音は解消した。極僅かな逆反りがビビリ音(開放弦の干渉)を発していたようだ。
弦高は6絃1Fで1.5mm,1弦1Fで0.5~1.0mmで6絃12Fで3.0mm,6絃12Fで2.5mmで調整しました。
まだ弦高を高くしても良さそうな気がする。
早速ギターの先生に見せて弾いて頂いた。「坂蔵のギター、このギター音、イイ音するねぇ~・・」
「もう少しサドル側を高くしても良いネ・・」先生もネックを目視で眺め、「若干逆反りだね・・」
「この裏側のクラックは問題なし!」「もうチョイ綺麗に修正すればよかったのに・・」
「このギターはイイ音するから、大事に使いなさい」と言ってくれた。
先生から言われれば、オークションギターでも、中出坂蔵ギターは安心できます。
その他の不具合箇所はフレットです。古いギターで指板も経時変化で多少、木も動いて変わります。
フレットが少し飛び出ている。若干手を滑らすとフレットの出っ張りに触れます。
フレットをヤスリで少し削りました。これは小さな問題で、演奏上に影響は無いですね。
・・・・
それでは中出坂蔵No.500D’1970MODELで一曲、お馴染みの私の18番をupしました。
二つのギターで「涙」を試し弾き!貴方ならどちらのギターを好みますか?・・ [ギター・マイ・ちゃんねる]
写真は左からMartinez:MC-58C. YAMAHA:Cー250 無銘ギター(詳細不明ギター)です。
今日はYAMAHA C-250と無銘ギターの2本のギターでラ・グリマを其々弾いてみました。
*ヤマハの1本目のギターは推測1970年代頃に流行ったC-250モデルです。
ギター材質はトップはシダー単板でサイドとバックは縞模様の綺麗なパリサンドルです。
パリサンダーローズウッドは恐らく合板仕上げではないかと思います。
普及品では有るが、YAMAHAのクリアーなトーンは流石だ!・・・
YAMAHAの70年代の傑作の一品と言えるでしょう・・・
・・・・・
*無銘ギターの2本目のギターは、これは無銘でサウンドホール内にラベルは有りません!
トップはシダー単板でサイド・バック共に単板です。
縞模様の入ったハカランダの様な?それに近いニューハカランダか?何れにせよ高級材間違いなし!
ヘッドのデザインも凝った作りです。 音質も良いと思います。
丁寧な作りで、これは手工ギターです。
誰が製作したのか?いつ製作したのか?お国は?・・・気になるところです。
影武者手工ギターと呼ぶべきか・・・
二つのギターでタレガのラ・グリマを試し弾きしましたが。音色的には2本とも良いと思います。
下手な演奏ですが、貴方ならどちらの音色が好きですか?・・・
どちらのギターを選びますか?・・・・
クラシックギターの材料・・・ [ギター雑話]
ギターの裏板が単板か?・・合板か?
1つは簡単な見分け方はギターの裏板・サイド板を確認するにはサウンドホールの中を覗いて
中央の縦の添え木の有無で凡そ分かる。単板は添え木の上にラベルが貼ってあります。
即ち縦の添え木が有るのは裏板の単板、添え木の無いのが合板となる。
近年はインチキの添え木を付けて合板を単板に見せかける偽物ぽいギターも有ります。
2つ目の見分け方は裏板塗装面の木目の模様をみて、内側の裏板と同じ場所の木目が有っていれば単板。
木目は合わないのは合板になる。これも見せかけの貼り合わせ。一見単板と勘違いしやすい。
トップ板の合板と単板はサウンドホールの円周をみて木目が内側に入っていれば単板と見てます。
合板は木目が内側に入っていません。
自分の現在あるギターで確認してみましょう・・・
1本目は・・1970年の中出坂蔵製作(トップ:松、サイド・バック:ローズウッド)
表面バックの木目と裏面バックの木目はあっている。縦添え木の上からラベルが貼られている。
これはバック&サイドとも単板です。トップのスプルースも単板で、このギターは総単板です。
2本目は西野春平製作2011年(トップ:松、サイドバック:インディアンローズウッド?・・)
一度製作者から私の使用するギターの材質を聞いたが、記憶が薄い。
トップはドイツ松と聞いた記憶。
バックサイドの材質は記憶が薄くてハッキリしません。
表面バックの木目と裏面バックの木目はあっている。縦添え木の上からラベルが貼られている。
これはバック&サイドとも単板です。トップのスプルースも単板で、このギターは総単板です。
3本目は黒沢澄雄製作2000年 (トップ:松:サイド&バック:ハカランダ)
表面バックの木目と裏面バックの木目はあっている。縦添え木の上からラベルが貼られている。
これがブラジアンローズウッド・ハカランダとなる。「
これはバック&サイドとも単板です。トップのスプルースも単板で、このギターは総単板です。
4本目はYAMAHA C-250 Model (トップ:杉 サイド&バック;パリサンダー)
バックは表面の木目模様と裏面の木目模様が同じ場所で合致しません。
これは表面をパリサンダーを貼り付けたラミネート加工の合板ではないか?と思います。
(マダラカスローズウッド) 縞模様は綺麗に出ているギターです。
縦の添え木は見せかけで、一見単板にも見えます。恐らくサイドバックは合板でしょう・・
この手の楽器は見分けにくいですね。トップは単板と思います。
間違っていたら御免!
5本目は無名ギター(年式&製作者など詳細不明)(トップ:杉、サイドバック:ニューハカランダ?・)
表面バックの木目と裏面バックの木目はあっている。縦添え木の上からラベルが無し(無名の影武者)
これはバック&サイドとも単板です。トップのシダーも単板で、このギターは総単板です。
無名ながら作りの良いギターです。(サイドバックはニューハカランダではないか?・・・・)
ヘッドは洒落た梨地彫で素敵ですね。(梨地彫と呼ぶのか?です。)デザイン凝ってますネ。
ローズウッドと言っても多種多様です。
*インディアンローズウッド=インド・ネパール・パキスタンが主な原産地。
別名はインド・ローズ紫檀でギターに多く使用されている。
*ブラジリアンローズウッド=ブラジル原産地。
別名:ハカランダまたはジャカランダと呼ばれているものでギターの最高級材であります。
*ホンジュラスローズウッド=原産地はホンジュラス
中南米で採れるインディアンローズに迫る高級材です。
別名はニューハカランダ 特徴は独特な縞模様で比較的に高級ギターで使用される。
*マダガスカルローズウッド:原産地はマダガスカル/東インド。
ブラジリアンローズウッドに次ぐ高級ギター材です。
別名はパリサンダー本紫檀でマダラスカル島で採れる美しい縞模様の入ったもので値が張ります。
以上が主だったローズです。
次の写真はお部屋のインテリア用として買った合板ギターです。
ベニヤ板の様な訳わからない材料でギターバック裏面は縦の添え木がありません。
ギターとしての価値も無く、音も期待できません。
お部屋の飾り、喫茶店やクラブの店内のインテリアには丁度良いです。
壊れても損のない二束三文ギターです。
我が家のインテリアギターです。綺麗でしょ❣・・・(バークレーギター:完璧な合板)
高級ギターは塗装からも違います。セラック塗りか? ピストル吹付け塗りか?
塗装のやり方次第で音の質がかなり左右されると思います。
兎も角、高級ギターは部品(糸巻、ロゼッタ、ヘッド、ブリッジ、淵取り、ナット、サドル)全て高級!
材質(表面板、サイド&バック板、ネック,指板)
など高級材で良い品質のものが使用されているのは事実です。
ギターも手工品と普及品が有り、
近年量産型は分業の機械加工品であたかも手工品と名乗るギターが出ている気が致します。
舶来の有名なスペインギターでさえも、
名ばかりギターで中味は機械加工でギターを作り工程別で分かれて作業している。
いっぱしにサインを入れている。このサインも印刷ラベルです。
本来の手工ギターと違う気がしてなりません。
本来の手工ギターは全ての工程を手作りで一人で製作するイメージと思っています。
多少はお弟子さんに教えながらの手作りもあると思いますが、これが私のイメージしていた手作り。
今は機械が有るから多少は機械加工も有るが分業の工程分けは手工ギターではありえないと思います。
私は手工ギターとして新品で依頼発注したギターは今現在1本しか持っていません。
当時は直接工房を見てきましたが完全完璧な手工ギターの製作工房でした。
あとは舶来ギターと日本製のギターを交換したギターが1本はハカランダ総単板です。
後の残りのギターは全てオークションで仕留めたギターです。
・・・・・
オークションで落札したギターの本数は可也の本数です。
これは遊びと言うか? オークションギターの楽しみ方で一つの趣味でしょう・・
ボロギターを極力低い値段で落とすのですから、欠陥ギターは何処かに存在しても不思議でない。
その欠陥を修正する面白さを楽しんでいるのです。
このオークションもう辞めようと思っても、お宝求めて遊んでます。
眠ったギターを甦らして、また活き帰らせるのですから、ギターにとっては有難いはずです。
いつか夢のギターに出会えるでしょう。。
昨日は1910年のハイメ・リボーのギターが27万円で落札されたみたい。
私も無理承知で入札したが、終了日には値がUPし、これは諦めました。
本物ならお宝かも?・・レプリカ?なんてないと思いますが、・・・
有名なリヨベートやドミンゴ・プラトなどもハイメ・リボーを愛用したとか?書いてありました。
ラミレス辺りは値が張るが、あのギターはピンからキリまで有ります。
製作職人は多々いるようでラベル見ただけで気持ちが言っちゃいますねぇ~・・あぁ~欲しいです。
サインで騙されたり、ラベルの名前で夢中になると大金をはたく事になる。
皆さんよくやるな~と感心しています。私のは子供のおこ使い程度で楽しんでます。
ですからボロでも修正して良くはしています。
女房にボロギターを集めていると叱られます。
暫くオークションはストップ! 中出坂蔵も手に入ったし・・・満足也!!
70年代の中出坂蔵ギター・・不具合箇所ありの為、只今修正中です。