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ギターの右手の構え方はどっちタイプですか? [ギター雑話]

ギターの右手の構え方は、一般的に2種類あるようだ。
プロの演奏家でも其々右手の構え方が異なるみたいです。
私は初等科として習った横浜ギター教室の先生は、
右手の構えは例えで教えてくれて、
バケツを床から右手で真っ直ぐ腰の位置迄持ち上げさせられた。
その時の右手の形がギターを構えた時の理想の形であると教えてます。
こんな大袈裟な教え方で初心者に理解させていました。
昔の習った事を写真で再現してみた。[↓]
          P1020636.JPG
この様にして初等科の生徒に教えていたのです。大袈裟な教え方ですねぇ~
この形が理想の構え方だと教えたのです。実際にギターを構えると・・[↓]こうなる。
                 P1020640.JPG
しかし今日のギターの右手の構え方も、少し違う構え方も指導している先生もいるようです。
理由としては上の写真の構え方には手首の疲れ等、また弾き易さもあってか別の方法を指導している。
          P1020638.JPG
この方法は腕と小指の線を合わせて、[↑]そのままギターの弾く位置に腕を下げる構え方です。
すると、この様な右手の構え方になります。[↓]
       P1020639.JPG
この右手の構え方では、タッチも変わってくるのではないか?
また音量や音色も少し異なるのではないか? と考えてしまいます。
私はド素人だから分かりませんが、どちらが弾き易いか?
 また疲れがこないか?は分かりません!
ただただプロの先生方にも教え方が、まちまちで違いがある事が分かった。
YOU-TUBEのプロの動画を観ても二つの違いがある事が分かりました。
曲の演奏中に構え方を変える場合も有りますね。
ギターを弾く時はどちらが弾き易いか、試してみたが・・
昔からの慣れで、私は、バケツを持ち上げた時の構え方の方が弾き易かったですね。
ギターを弾かれる方は・・どっちタイプの構え方が好きですか?
両方の形を使い分けられる事も必要なのかもネ・・

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Enrique

現在では,右手をだらんとねじる様な構えは,指の動きが悪くなり,
手を痛めると言われています。
by Enrique (2020-09-18 17:51) 

浜っ子カルメン

Enriqueさん、バケツ持ち上げスタイルは、今は、あまり指導されていないのでしょうか? 初めて習ったときは、このスタイルは手首が痛くなったりしましたが、今は痛みとか弾き難ささは有りません。
現在もこのスタイルを維持しています。指の動きも特に問題ありません。逆に下側写真だと弾き難ささが有ります。
両方のスタイルで弾けるように頑張ってみます。
速いスケールは更に別のスタイルで弾いているようですネ。
コメント有難う御座いました。
by 浜っ子カルメン (2020-09-19 06:19) 

たこやきおやじ

浜っ子カルメンさん


ギタリストの写真で調べてみると、セゴビア、ブリーム、ジョン・ウィリアムス、小原安正、阿部保夫辺りまでは「バケツ」型で、バルエコ、マルツィン・ディラ、福田進一等々は「小指の線」型の様に見えます。
あくまで、写真で見た印象だけですが。私は、昔「バケツ」型で今は「小指の線」に近い型だと思います。

by たこやきおやじ (2020-09-19 11:15) 

浜っ子カルメン

TAKOYAKIさん、細かく調べて頂き有難う御座います。
「小指の線」に合わせた弾き方は確かに手首に負荷が掛からないようで、弾いていても楽に感じますね。どちらのスタイルも間違っていないと思いますが、バケツ型は昔の旧式タイプですかね。
古株のギタリストにバケツタイプが多い様ですね。
有難う御座いました。
by 浜っ子カルメン (2020-09-19 11:42) 

Enrique

バケツのは良くないです。昔はセゴビアのスタイルこそ理想と思われ,その様にするのがバケツ型?だったのでしょう。申し訳ないですが,現在では悪いスタイルと言われています。ギターに限らず,ピアノでも古い弾き方と現代の合理的な弾き方があり,古株の先生は古い奏法を教えます。一世代前の人たちは,第一線の方々でも現在では明らかに間違った奏法をとっていました。

いつの時代でも古いほうが良いという考え方もあり,長年親しんだスタイルを変えるのも大変ですので,そこは先生とのご相談のうえご自身の判断でいかがでしょう。先生も古い奏法でしたらそれで行くとは思いますが。

アポヤンドを多用するかしないかでも別れます。
私は現代奏法に変えましたが,アポヤンドも結構使います。
現代奏法はほぼバルエコ以降ですから,既に20年以上経過しています。私は変えて約7年です。敢えて旧式で行くと言う考え方もあるでしょうが,ラクに永年楽しみたいという観点から現代奏法に切り替えました。というか,むしろソルやカルカッシの時代の奏法に先祖返りしていると言っても良いと思います。今となってはタレガやセゴビアの時代が独特(その時代の要請)だったのでしょう。例えばソルの練習曲などでも,セゴビアの指定運指よりもソルのオリジナル運指の方がずっと弾きやすいですね。

ただ,現代の若い人でもティボー・ガルシアのように極端にひねった右手の人もいます。セゴビア奏法よりも更にひねったプレスティ奏法です。
楽器をほぼ立てたガルブレイスの右手は全くひねりが無く自然に伸びています。これが絶対という奏法はありませんので,ご自身が良いと思われるスタイルを先生とご相談の上おとりになれば結構かと思います。先生と同じスタイルを取らなければならないという縛りもないと思います。

ギターの構える角度も当然変わります。同じ楽器の角度で右手だけ変えると,指と弦の角度がつきすぎて弾きにくいと思います。45°以上に立てるのが現在の主流です。

左手に関してもスタイルはあるのですが,クローズ型の方が現在は多いと思いますが,オープン型の人もいます。
by Enrique (2020-09-21 13:02) 

Enrique

P.S.
荘村清志さんが,40代後半で弾けなくなりましたが,50歳くらいで新しい奏法に変えて現在に至っているそうですね。
by Enrique (2020-09-21 13:12) 

浜っ子カルメン

Enriqueさん、今は、現代式に構え方も変わっているようで了解いたしました。今から現代式に変更する方向で練習してみます。ギターの角度を45度以上に立てるのが主流と言う事ですね。試して練習してみたいと思います。確かにアニードも古株式で弾いていますね。私も昭和の古株ですが、古株式でとうとう弾いています。現代式でギターのヘッド頂点は頭の高さ位にして弾いてみます。左手のフォームも多少は変化が出そうですね。
荘村清志さんと私の先生は,ギターの同期でギタ友とお聞きしました。有難う御座いました。
by 浜っ子カルメン (2020-09-21 14:58) 

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